この日の私は、久しぶりに
超長女でした。

しばらく開店休業状態だった
長女特有の『しっかりもの』っぷりを発揮しました、我ながら(笑)

最近、自由奔放にさせてもらっていたので、
切れ味は若干鈍っていたかもしれませんが。

病院に行くと担当の医師に
「長女さん、お話があります」
と言われ別室に呼ばれました。

お医者さんは
「もう、今日か明日だと思います。
残念ながら回復する可能性は
もうない、と言わざるをえない状態です」

そうか、そうなのかぁ。
心臓が壊死してるっておっしゃってるし。

最期の蘇生処置をどこまでするか。。。

家族としての判断と願いを
担当のお医者さんにお話しました。

そして、具体的な処置を話し合いしたあとで、
聞かれもしないのに
一つお願いをして頼んだのが、

「もしよろしければ、
先生が

『これは、もう、いよいよ危ないかもしれない』

と思ったら、
少し早めに
何度でも
家族を呼び出してください。

何回でも、
いつでもかまいません。
それが違って持ち直しても、
『違ったじゃん』って文句はいいませんから。

父が苦しまないこと。
父が寂しくないこと。
無理はしないで、
なるべく自然に
父のしあわせ最優先で。

それが家族の願いです。

あとは、すべて先生のご判断にお任せします。

ここまで聞いていただけたこと、
本当に感謝しています」

と医師とそこにいた看護師さんにお伝えしました。

「わかりました。
ただ心臓なので、
もし、それでも間に合わなければごめんなさい」

「それはかまいません。
心がけていただけることが、
本当にありがたいのです。」

ここ!!
この『願い』と『意思』を伝えられたことが、
一つの岐路になりました。

話終えて、
私と看護師さんが
母と妹の待つ父のベットの側に戻ったとき、
看護師さんがある提案をしてくれました。

その提案が、
さっきの家族の願いと覚悟を
病院がしっかりと受け取ってくださったという
まさに、一つの答えでした。

「今日、ご家族のどなたかが泊まっていきますか?
ECUなのでベットはないので
申し訳ないのですが。

だから、待合室の椅子になっちゃいますけど。。。

万が一に間に合わないといけないから」

って。

「えっ、いいんですか?」
って答えた瞬間、

この言葉、聞いてたのは
母と妹と私。
そして、父!

なんと、父は、
いきなりの自発呼吸をはじめる、
というサインで
その質問に答えてきましたっ。

えっ?えぇーーーっ!

さっきまで、
ついさっきまで、
自分では呼吸してなかったじゃーーーん!

慌てて
「お父さん、泊まっていく?」
と問いかけるたびに
自発呼吸をする父。

意識はないから
しゃべることはないんです。
こんなふうに意思表示するとは!

そして、数回自分で呼吸をするとまた
人工呼吸器での呼吸に戻る。

質問するたびに
人工呼吸で応える父。

よっしゃー! 
私、泊まります♪
大喜びで椅子に泊まっちゃいました。

お父さんったら、
いつもの豪快っぷりで、
奇跡を起こしちゃうかも♪
って、少し期待しちゃいました。

長くなったので
4日目の続きは、次回、また。

今日もしあわせな一日でありますように。。。

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