この日は長い1日でした。

夜が明けると、父は、奇跡の復活をしていて、
昨夜まで風前の灯だった血圧・脈拍・呼吸などが正常になり、
相変わらず意識は戻ることはないままに、
スヤスヤと本当に気持ちよく寝ているように見えました。

看護師さんから
なぜか父の状態が回復したことについて
「ありえないことなんですけど、、、」と一言前置きがあって、

今の状態を説明してくれました。

お昼の面会時間を心待ちにして
父に会いに行くと

「とても症状が落ち着いてきているので、
今日の午後から一般病棟に移りますね」

と言われました。

えぇーーーっ!
お父さんの生命力、すごすぎる。
うれしすぎるっ♪

昨日の夜の時点では、
一般病棟どころか
『あの世』に移動するかどうかっていう状況だったのに~。

私は自分の魂が躍ったのがわかりました。
「父はいよいよ奇跡を起こすかもしれない」って。

でも、父の身体に触って
頭を撫でながら
心を静かにしていくと、
おぼろげなから
「あー、これが最期の時になるんだな」
と理解しました。

ろうそくの灯が燃え尽きる前に、
一瞬だけ炎が大きくなって明るさを増すかのように

命が終わりを迎える直前に
父の命が最期の輝きを見せていました。

まるでこのまま回復するのではないか?
と思われる渾身の時間を
父はまさに命がけで生み出してくれているんだと、

わかりました。

『家族との最期の時間』を作ってくれているんだな。

遺される家族のために。。。

それが、父の愛でした。
それこそが、父の愛のメッセージでした。

言葉としては聞こえないけれど、
父の命のメッセージでした。

父と一体となると
そう、感じることができました。

「まだ一緒にいたい」という

こちらの願いからはいったん離れて
父と一体となることで
父の願いが心に流れ込んできました。

ふだん、
天使力コーチングで大切にしているのは、

相手と一体となること。

言葉によるコミュニケーションの前に、
心はすでに魂全身でコミュニケーションをとっていて、
実は、それがすべてといってもいいくらい。

だからコーチは、
相手の心からの願いに添うようにして
『本心からの願い』を言葉にしていくお手伝いをするのだけれど、

この時、父は、
天使力コーチてしての私に、
命の願いを受け取ってほしい

そして

伝えてほしい、と
託してくれている、

と感じました。  

午後から
一般病棟に移ったことで、
面会時間や面会人数の縛りがとれたので、

遠方から駆けつけた
父の孫や、兄弟で
父のまわりのベッドは一気に人が溢れました。

そして、静かな夜中、
すーっと息を引き取ったときに、
そばにいたのは
母と妹と私。

それは、
父の願いのとおりでした。

父が大切に育んだ家族に見守られて、
「ありがとう」の言葉に囲まれて
帰天しました。

「あっぱれな人生、おめでとう!」
という言葉がぴったりな最期でした。

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父との最期の5日間、を
最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。

みなさまには
温かい励ましをいただいて
本当に、ますます人間が好きになりました。
ありがとうございました。

みなさんが
私にとって天使でした。

今回、
天使力コーチングで
『相手と一体となるコミュニケーション』
をとれることが

どれほど人生を実りあるものにするか
どれほど命を豊かに生きることができるか

あらためて感じました。

これ、みんなに知ってほしいなぁ。

今、個別でさせていただいている
『天使力コミュニケーションレッスン』を
リニューアルして公開しようと考えています。

新たな『天使の広場』を作ることにしました。

広場のメンバー募集などは
またお知らせしますね。