0-7.外と中の違いに自分でもびっくり

てんちゃん

「命が輝いているみたい」とかって表現を聞いたりするけれど
命って本当にキラリンって輝きを放つ瞬間があると思うの。

それが、『命の願い』が叶った瞬間。

ちーちゃん

なーんて素敵なんでしょう。

てんちゃん

そんなしあわせな命の使い方へと導くのが、『命の願い』の名物通訳者。
内側から輝きを引き出してくるんだよ。

人間って外側に表していることと、内側がけっこう違うからね。
卵みたいに。

ちーちゃん

卵みたいに?

てんちゃん

たとえば、卵って、殻をパカッと割ると、全然違う中身が出てくるじゃない?

固い殻の中身に、あのトロッとした白身と黄身が入っているとは、
いったい誰がこういう中身を想像しただろうか・・・みたいな。

ちーちゃん

あぁ、たしかにそうだわ。

あれって、小さい子どもの視点から見たら、まさにマジックみたいで楽しいもんね。
小さい頃に「こんこんパカッ」って卵を割るのが楽しみだったのを思い出したわぁ。

てんちゃん

あれは、卵自身も口がきけたら「びっくりした」って言うんじゃないか、って思うくらいの
変身っぷりだよね。

きっと、自分のことを『まるくて固くて白い』って思っていたのに、
自分の中心はこんなに『柔らかくてまっ黄色』だったなんて知らなかったな~って。