願いを叶えるしあわせ人生プロジェクト: 本来の自分を取り戻し奇跡を起こすひとり天使会議の方法

私たち一人ひとりは、自分が、自分の人生の唯一の責任者であり、経営者なのです。

たとえ、今、主婦という役割であっても、学生の立場であっても、その事実は変わりません。
意識するしないにかかわらず、なにかの人生プロジェクトの中を生きているのが私たちなのです。

あなたに必要なのは、

あなた自身が『しあわせ人生プロジェクト』チームのトップリーダーであるという自覚と覚悟。
『しあわせ人生プロジェクト』のトップリーダーの選出の仕方。
『しあわせ人生プロジェクト』の中心となる理念はどこにあるのか。
『しあわせ人生プロジェクト』における円滑な人間関係の秘訣。

会社などの組織と同じく、あなたの中にある『チーム』にも経営・運営が必要なのです。

その心構えを、ここにお伝えしています。
あなたの『しあわせ人生プロジェクト』の成功を願って・・・


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私は小さい頃から『命』にとても興味がありました。



今思えば、ちょっと不思議なことを夢中で考えていました。



鮮明に覚えているのは、3歳の頃、雨あがりの道路の水たまりを長靴でパチャパチャと踏んづけながら、ずっと疑問に思っていたことが解けた瞬間の自分の心の中の会話です。



「そうか!道路は踏まれることが、お仕事なんだ!」
と。



それまでしばらく考えていたのは、3歳の私の世界にあらわれる『命』のあり方について。



「ご飯さんは、噛まれて痛くないのかな?」
「お茶碗さんは、あつあつご飯が入って熱くないのかな?」
「道路さんは踏まれて痛くないのかな?」

とても素朴で、でも、とても大切なことに思えていました。そして、申し訳ないように感じて、心を痛めていたのです。



でもあの日、水たまりをパシャパシャと踏んだ瞬間に、
「道路は踏まれることが、お仕事」であって、
「つまりそれが、命を使うということ」という答えが出たんです。



「すべてのものにはそれぞれ役割がある。
それぞれに、命の使い方がある。

道は踏まれることがお仕事で、それが命の使い方であり、そうやって役に立つことが『命の願い』なんだな。

だから、これでいいんだ。
だから、これがいいんだ」



道路さんが喜ぶのは、踏まれた時。
長靴さんが喜ぶのは、泥水で汚れながら足を守った時。



そこから、私は道を歩くだけでうれしくなりました。
道路さんは、一歩一歩を進む私に協力してくれていて
私が、踏みしめて歩くことは道路さんの喜び、と感じて。



道路が喜んでいる気がして。



命が輝いている気がして。



今思えば、この時から私のテーマとして『命の願い』の発見があったと思います。



それから、23年経って、私は初めて命をこの世界に生み出しました。
私は、母親になったのです。



かわいい、かわいい、かわいい。
けれど、
重い病気を抱えていて生後1か月で、あちらの世界に還りました。



天使でした。まさに天使でした。
この天使ちゃんは、私に『お母さんは、僕にとっての天使なんだよ』というメッセージを残していきました。



もちろん、話すことはできない。
けれど、身体中全部を使って『命のメッセージ』を贈ってくれました。



天使な赤ちゃんの生きている世界のすべては、保育器の中。
24時間寄り添っているのは、何本もの管と心電図。
その心電図がメッセージを送ってくるのです。



今、生きているよ。



そして、何度も止まりかけては、
私の呼びかけで、心臓が再び動き出す、という形でのラブメッセージ。



私の声が、天使な赤ちゃんの心臓を蘇生する。



そんな奇跡が目の前で何回も起こりました。
しかも、この奇跡を起こせるのは、私の声だけ。
天使なあかちゃんは、母親である私の声だけに反応し、命をつなぐのです。



お医者さんの処置では
もうどうにもならない時でも
何度も息を吹き返す。



そんなふうに、心電図を通じてメッセージを贈ってくれました。



それは、「もっと元気な身体に生んであげたかった」という体を作った母体としての罪悪感を、こっぱみじんに吹っ飛ばすメッセージでした。
命のメッセージは、無敵です。
ほかに敵うものはありません。



この子は命がけで『お母さんの存在が僕にとっては天使なんだ』と伝えてくれている。
本当にありがとう。ありがとう。ありがとう。



「あなたこそ、私にとって、本当の天使なのよ」
それが、私からの命のメッセージ。



人は、本来、誰もが天使。



誰もが、心の奥の奥の奥に『命の願い』を持っています。
その『命の願い』を大切な人に伝え、この世界のどこかに残していくことができるんです。
命を使って、その願いを叶えることができる。



それは、しあわせなこと。

そして、その生き方は
この世界にまた一つのしあわせを創る。



そこに生きている意味があると感じています。



生きているということは、なんとしあわせなことでしょう。




今、私はコーチングのお仕事をしています。
そして、日々の人と接する中で、間違いなくすべての人の心の奥の奥の奥に『命の願い』があって、その願いのままに生きることができることは、本当にしあわせなことだと感じています。



そのために心の奥の奥の奥にいるあなたの中の『天使な自分』に出逢っていただきたい。
あなたの『命の願い』を心の大地から発掘していただきたい。
そして、願いを叶えていただきたい。



そう願っています。



この本では『出逢う』『発掘する』『叶える』という、願いを叶える手順に従って会話形式でお話を進めていきます。


登場人物は、てんちゃんとちーちゃん。



すべての人の中にいる揺るぎない『天使な自分』の存在をてんちゃんと呼んでいます。



日々のこの地上で日常を慌ただしく送っている『地上の自分』は、ちーちゃん。



てんちゃんにちーちゃんをナビゲートしてもらう形で進んでいきます。



命の輝きが、この地球に今日も一つ増えますように。
こんなふうに出逢ってくださったことに、心からありがとうございます。
どうぞ、お楽しみください。


                              稲垣由香





第一章
 『しあわせ』とは


 ・ 私の人生ってなんだろう?
 ・ 唯一の義務は『 しあわせに生きること 』
 ・ 不完全イコール可能性のカタマリ!  
 ・『願いたち』を書き出す

第二章
 『天使な自分』とは?

 ・『天使な自分』とご対面
 ・『天使な自分』は『絶対のしあわせ』を生きている  
 ・ 始まりは『なーんてしあわせなんだろう』
 ・『天使な自分』を信じる
 ・『願いの書記さん』は裁かない


第三章
 『 たった一つの命の願い 』とは

 ・ 願いとしあわせの密なる関係
 ・ 願いの交通整理。まずはチェック
 ・『不幸の呪い』を『しあわせの予兆』に書き換える
 ・ 次に、選別。『命の願い』と『枝葉の願い』
 ・『枝葉の願い』から、『命の願い』を読み解く
 ・『なんでかな?』で命の願いを絞り込む

第四章 
 『しあわせ人生プロジェクト』とは?

 ・『思い』が先、『現実』が後
 ・『心のクセ』は変えられる
 ・『ある』に光をあてる
 ・『あるある探し』5分間一本勝負!
 ・『あるある探し』で創る『心の満月状態』
 ・しあわせを約束する『感謝グセ』